2026年3月28日土曜日

中東情勢緊迫で資産が消える?投資歴20年の私が「暴落シミュレーター」を作った理由

 

ここ数日のニュースを見て、夜も眠れない不安を感じている方は少なくないはずです。イランを巡る中東情勢の緊迫化。ホルムズ海峡封鎖の噂が流れるたび、原油価格は跳ね上がり、スマートフォンの投資アプリを開くのが怖くなります。

「新NISAで始めたばかりなのに、このまま資産がゼロになったらどうしよう…」

そんなあなたの不安を「冷静な戦略」に変えるため、今回は特別なツール、**『資産暴落シミュレーター』**を用意しました。

実は、私自身もかつて同じ恐怖に震えた一人です。投資歴20年の中で経験したリーマンショック。 連日のように下落する株価を見て、画面が真っ赤に染まるたびに「もう株なんてやめてしまおう」と何度も挫折しかけました。

しかし、その絶望の中で「最悪のシナリオ」を直視し、淡々と継続した先に、現在の資産2億円という結果がありました。

最悪を知ることは、最強の投資戦略への第一歩です。ぜひ、私の過去の「痛み」を反映したこの数値で、ご自身の資産状況を確認してみてください。


1. 私たちは今、どのようなリスクに直面しているのか?(2026年3月現在)

イラン情勢の悪化は、単なる一地域の紛争ではありません。世界経済の動脈であるホルムズ海峡が封鎖されれば、原油価格は未曾有の高騰を見せるでしょう。

これは、日本のような資源輸入国にとっては、深刻なコスト押し上げインフレ(スタグフレーション)を招きます。企業の利益は圧迫され、株価は下落、私たちの生活費は跳ね上がる——。

「もし、この状況がリーマンショック級のパニックに発展したら?」 その想像を、具体的な「数字」にするのが、今回のシミュレーターです。


2. 【実践】資産暴落シミュレーター:歴史的暴落を想定する

今回のシミュレーターには、私の経験から**「特に今の時代に重要なポイント」**をこだわって盛り込んでいます。

  1. S&P500の個別設定: インデックス投資の王道ですが、暴落時のインパクトを正しく知るために「先進国株」とは別に設定しました。

  2. 金(ゴールド)の重要性: 「有事の金」と言われる通り、株が下がるときに逆行高する特性を反映。守りの要です。

  3. J-REITのリアルな下落率: リート運用にも取り組む私の視点から、コロナショック時などの激しい値動きも忠実に再現しています。

暴落率シミュレーション・データ

あなたの保有資産リーマンショック時コロナショック時
S&P500 (米国株)約 -50%約 -34%
国内株式 (TOPIX)約 -56%約 -30%
先進国株式約 -50%約 -34%
国内リート (J-REIT)約 -60%約 -45%
金 (ゴールド)一時下落後、急騰 (+20%〜)一時下落後、急騰 (+15%〜)
先進国債券-5% 〜 +10%-10% 〜 +5%
現金0%0%

(※データは一般的な指数に基づいた目安です。実際の商品の下落率とは異なる場合があります)

【シミュレーション例】

例えば、総資産500万円(S&P500: 300万、国内株: 100万、現金: 100万)の方がリーマン級の暴落に直面した場合:

  • 合計:294万円(元本500万円から -206万円)


3. あなたは、この数字に耐えられますか?

シミュレーションの結果を見て、どう感じましたか?

「思ったより大丈夫そうだ」と感じたなら、今の投資を続けて問題ありません。もし、「200万円も減ったら、生活が送れない」「ショックで仕事が手につかない」と感じたなら、今のリスクはあなたにとって大きすぎます。

パニックになってから売るのが、投資において一番の悪手です。 今、冷静なうちに、自分の「リスク許容度」を知り、ポートフォリオを調整するチャンスなのです。

耐えられないと感じた場合の処方箋

  1. 現金を増やす: 生活防衛資金を厚くし、心に余裕を持たせる。

  2. 「金(ゴールド)」を組み入れる: 上記の表の通り、金は暴落時に逆行高する「最強の守り」になります。

  3. 債券の比率を上げる: 株式より値動きが穏やかな資産を混ぜ、全体の変動を抑える。


4. しかし、これが「大逆転」の始まりである理由

ここからが、私が20年の投資経験で学んだ最も重要なポイントです。 暴落は、恐怖だけではありません。長期投資家にとっては、**「人生最大のバーゲンセール」**でもあります。

過去の歴史が証明している通り、暴落のあとには「回復期」が訪れてきました。

  • リーマンショック後: 多くの指数は5年以内に回復し、その後、倍以上に成長しました。

  • コロナショック後: わずか1〜2年でパニックを克服し、史上最高値を更新しました。

暴落期に恐怖に負けず、毎月の積立投資を継続することで、株を「安く、大量に」仕込むことができます。これが回復期に入った際、資産を爆発的に増やす原動力となるのです。


5. 結論:今こそ、冷静に、強く。

イラン情勢のリスクは現実です。資産が一時的に大きく減る可能性は、十分にあります。 しかし、**「暴落シミュレーター」**で最悪を想定し、それでも耐えられる備え(現金、金、債券の活用)を作ったならば、恐れるものはありません。

暴落は、富が移動する瞬間です。狼狽売りする人から、冷静に持ち続ける人へ。 今、私たちがすべきことは、毎日ニュースを見て一喜一憂することではありません。自分のリスク許容度を再確認し、タンタンと積立を継続する。ただ、それだけです。


資産暴落シミュレーターを使ってみる

資産と積立額を入力することで、リーマンショックとコロナショックを仮想体験できるシミュレーターを公開しています。ぜひ下記リンクから試してみてください。

[➡︎ 資産暴落シミュレーターを起動する]

(免責事項:本記事は投資勧誘を目的としたものではなく、過去のデータに基づいた情報提供です。投資の最終決定はご自身の判断で行ってください)

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